DDC競技規定書

《ドッグダンス・コラボレーション規定書》 2018.6.15 改定Ver.11 ※無断転載を禁じます※

区分は、・1競技会部門、・2プレジャー部門、・3ジョイフル部門、・4テクニカル部門、・5わん芸部門の5つに分かれる。
※・5規定コース部門の規定はトライアル実施時、または競技開催時に、その都度、発表する。
(競技会によっては、わん芸部門を設置し、募集する)
ビデオ・コンペティションは、開催せず、ライブ・コンペティションのみとなる。
※規定は、途中改定されることもある。

2017年6月20日策定のFCI 国際ドッグダンス競技会規程を反映し、
ドッグダンス・コラボレーション(略称・DDC)は、国際的な犬の統括団体・FCI(国際畜犬同盟)のドッグダンス競技規定を基準として、競技会・発表会において審査を行うものとし規定改定した。(2018.6.15)
注意: 自然人を指す用語は、性別・数を問わず適用される。


犬の競技参加条件:競技会部門で生後18か月以上、その他の部門では6か月以上とする。ヒート中の雌犬は、オムツ着用で、各部門の最後に演技を行うことも許可する。
※ただし、会場の使用規定により、ヒート中の雌犬やヒート後の雌犬の競技参加が制限される場合もある。

演技時間の規定→全部門、演技規定時間(1曲あたり)は、4分以内とする。
★他者のルーティーンを、許可を得て演技する場合、必ず事前にその旨、DDCへエントリー申込み時に、申告が必要。
演技前に、その点をアナウンスする。

FCIのドッグダンスに関しての規定では、リング内への食べ物の持ち込みを禁止しているが、
DDCでは「持ち込み可」のプレジャー部門とジョイフル部門、「持ち込み不可」の競技会部門の3部門あることから、
採点のある競技会部門については、持ち込み不可とし、
採点のないプレジャー部門とジョイフル部門については、持ち込み可とする。
どの部門も、入賞者選出の選考基準をFCI競技規定とする。

第1章では、ドッグダンス・コラボレーションがFCI競技規定に独自に追加する内容について記述。
第2章では、FCI国際ドッグダンス競技会規程を記載する。
修正箇所については、FCIの競技規定の追加点がある場合「加筆」と文頭に記載、またFCIの規定を採用しない場合は、「取り消し二重線」で、原文の状態がわかる形で、変更点を明示する。競技会部門・プレジャー部門・ジョイフル部門の審査基準はFCI基準となる。
第3章ではテクニカル部門とわん芸部門について記述する。



第1章 ドッグダンス・コラボレーション 競技規定

1)純血種、MIX犬を問わず、全犬種、出場可能である。

2)出場可能な犬の年齢は、生後6か月以上(競技会部門は生後18か月以上)。
年齢に見合わない、健康を損ねるムーブと審査員が判定した場合は、演技途中でも中断させる場合がある。
年齢を問わず、全競技参加犬とも、健康を害する無理なムーブ、
また、すでに犬の健康に問題があり、競技を続けることでさらに健康を害すると審査員が判定した場合も共に失格となる。
FCI競技規定に今回新しく追加されたAnimal Welfare(動物福祉)の観点を反映したものである。

ハンドラーの年齢は14歳以上とする(FCI規定と同一)。

3)リンクの大きさに関しては、ワイドサイズ→17.5M×22M、レギュラーサイズ→9M×18M以上を基準とする。
会場によってはワイド・レギュラーのどちらかひとつリンク設営であったり、リンクサイズが上記以下、もしくは上記以上になることもある。イベント募集告知の段階で、競技会場のサイズは発表する。

4)リンクの中に、演技に必要な小道具・大道具以外、おもちゃ、フード、訓練用具などは持ち込みができない。持ち込んだ場合は、失格とする。

5)ハンドラーと犬の両方が同じペアは、1クラス1回しか演技できない。
(曲が違えば、競技会部門(FSクラス)に1回、競技会部門(HTMクラス)に1回、プレジャー部門に1回など複数回出場は可能。曲が同じ場合は不可。)

6)一度入場したら、リンク外に出ることは不可。リンクに再退出・再入場は失格とする。

7)審査員は、自分が審査しない部門に出場することはできる。
(例:競技会部門を審査、プレジャー部門かジョイフル部門にエントリーは可能)。

8)イベント開催中の疑問、質問点は全て、スタッフに尋ねること。
審査中の審査員に話しかけることはできない。進行を妨げる行為を主催者側の警告にもかかわらず停止しない場合、退場を指示することもある。その場合、参加費や会場来場のために発生した経費を主催者から補てんされることはない。

9)審査結果は変更することはできない。審査結果に異議を唱えることはできない。

10)運営方法・その他に質問や意見・その他がある場合は、メールや郵便で目視できる形で主催者あてに申告すること。
Twitter、FACEBOOK、2チャンネルなどSNS上で論議、憶測・意見を投稿することを禁じる。

11)イベント開催中は、スタッフや審査員の指示に従うこと。
他競技者ならびに進行に支障をきたすと判断した場合、退場を依頼することもある。
その場合、参加費や会場来場のために発生した経費を主催者から補てんされることはない。

12)競技会・セミナーなどイベントに関する写真や動画に関する撮影ルールは、競技会ごとに主催者が発表し、参加者はその基準を順守する(例・撮影者の場所や撮影可能な場面など)。
参加者は、他の参加者から、自分の演技ならびにセミナーにおける実技の写真や動画の撮影を可・不可のどちらかにするかは、選択可能とする。
ただし主催者は、イベント開催中の全写真、全動画について、DDCのホームページ、雑誌、DDCのFACEBOOK、広告などに掲載する権利をもつ。

13)【審査員になるための条件】
ドッグダンス競技においては、審査対象内容が各自同一でなく、技術に対する各ムーブごとに対する詳細採点ルールが現状FCIでは存在せず、主観的な審査観点が含まれる競技であることを鑑み、ライブ競技会への参加経験がない者は審査員になることはできない。
FCI競技規定においては、国際的審査員の条件について詳細な記載があるが、競技環境が整った段階で順次採用することし、DDCでは現状、審査員条件などについては採用しない。

第2章 FCI国際ドッグダンス競技会規程※DDC不採用箇所については、棒線で取り消しをしている。

内容
1. FCIドッグダンス競技会の管理、参加者および審査
1.1 FCIドッグダンス公式競技会の開催(国際競技会およびワールド/セクション・チャンピオンシップ)
1.2 FCIドッグダンス競技会に関する国内規程
1.3 FCI国際イベントへの参加資格
1.3.1 FCI国際競技会の参加資格(個人競技)
1.3.2 FCIワールド/セクション・チャンピオンシップの参加資格(個人およびチーム戦)

1.3.3 健康
1.3.4 アンチドーピングおよびワクチン接種の規則
1.3.5 攻撃性
1.3.6 手荒な扱い
1.3.7 発情中および妊娠中の雌犬
1.3.8 外観の変化
1.3.9 去勢または避妊犬
1.3.10 犬の検査
1.3.11 FCI審査員
1.3.12 スチュワード
1.4 保険

1.5 ハンドラーの義務
1.6 犬の装飾品と小道具
2. 現場の準備と設備
2.1 競技リングのサイズ
3. 一般規定、失格、審査票
3.1 ハンドラーの一般規定
3.1.1 音楽
3.1.2 小道具の準備と撤去
3.1.3 引き綱
3.1.4 指示
3.2 失格
3.3 採点
3.3.1 表現
3.3.2 内容
3.3.3 芸術的解釈
3.3.4 動物福祉
3.3.5 「個人」戦における同点
3.3.6 「団体」戦における同点
4. ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)とフリースタイル
4.1 ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)
4.1.1 「理想的な」ヒールワーク・ポジションの定義
4.1.2 技術的難易度
4.1.3 ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)のポジション
4.2 フリースタイル
4.2.1 技術的難易度

 (FCI競技規定)
この規程の目的は、ドッグダンスの分野に参加することによって、オーナー、トレーナー、およびハンドラーが自らのスキルをさらに発展させ、拡張することを奨励することである。規程は、すべての犬種が同等の立場で競技でき、犬の福祉が保障されるように設計されている。
→【DDC加筆】上記、文字を太字強調に加工。

ドッグダンスの目的は、犬とハンドラーが音楽と組み合わされ、自発的で良く働く犬とそれを支えるハンドラーとの間の明らかな協力関係を提示する芸術的ルーチンを考案して実行することである。この分野に関わる訓練は、犬のハンドラーに対応する意欲を高め、結果として日常生活における全体的な行動が改善する。訓練された犬は、犬および飼い主、ひいては社会一般の飼い主の受け入れに貢献する。
この国際規程は、各国が独自の規定と独自性を維持しつつも、国際競技会では共通の一連の規則を提供するように設定されている。
この規程は、ドッグダンスのスポーツを促進し、国境を越えた競技を促進するためにまとめられた。

1. FCIドッグダンス競技会の管理、参加者および審査
1.1 FCIドッグダンス公式競技会の開催(国際競技会およびワールド/セクション・チャンピオンシップ)
各FCI加盟国は、どのクラブや団体がFCIドッグダンス公式競技会を開催することが出来るか決定する。FCI国際競技会は、FCIの承認を得なければならない。
1.2 FCIドッグダンス競技会に関する国内規程
この規程に加えて、ホスト国の規定と規則を守らなければならない。しかし、国際競技会では、国際規程が優先される。各国国内統括団体(NCO)の競技会は、国内規程の下で開催することができる。
1.3 FCI国際イベントへの参加資格
ハンドラーはFCIの各国国内統括団体に所属するクラブのメンバーでなければならず、自国で競技する資格がなければならない。
FCI国際ドッグダンス競技会がドッグショーと併設して行われる場合、犬がドッグショーに参加する必要はない。これは、FCIワールド/セクション・チャンピオンシップおよびFCI国際競技会のいずれにも適用される。
これらの競技会に出場する全ての犬は、FCIの各国国内統括団体またはFCIが特定の同意書に署名した団体(AKC、CKC、KC)に登録されていなければならない。
犬は各科目(ヒールワーク・トゥー・ミュージック、またはフリースタイル)に1回しか出場することができないが、同じ競技会で両方の科目で競技することが許される。
1.3.1 FCI国際競技会の参加資格(個人競技)
通常のFCI国際ドッグダンス競技会に参加する資格(登録、クラブ会員資格等)は、犬が代表する各国国内統括団体の規則と、競技会が行われる国の規則によって定義される。
しかし、FCI国際競技会に参加する犬は、少なくとも18か月齢でなければならない。各国国内統括団体は、犬のFCI国際競技会における競技を可能にするために、国内でどのドッグダンスクラスを認定するか決定する必要がある。犬とハンドラーのペアは、自国で最高のクラスで競技する資格を獲得しているべきである。
1.3.2 FCIワールド/セクション・チャンピオンシップの参加資格(個人およびチーム戦) 
各国国内統括団体は、ペアのチャンピオンシップへの参加適性を評価する責任の下、犬をエントリーする。ペアの名前を挙げることにより、各国国内統括団体は、各ペアの犬がチャンピオンシップイベントの環境下で問題なく対処するのに十分な経験を持っているかを評価する責任を持つ。FCIワールド/セクション・チャンピオンシップに参加する犬もまた、少なくとも18か月齢でなければならない。参加するハンドラーは、14歳以上でなければならない。各国国内統括団体は、ハンドラーの資格に関してさらなる制限を設けることができる。
ハンドラーは、自身が国籍を有する国または法的居住地を有する国を代表して競技しなければならない。一人のハンドラーがある国を代表して競技し、その後別の国の代表になる場合は、新しく代表する国の国内統括団体およびFCIドッグダンス委員会の許可を得なければならない。異議がある場合、FCIドッグダンス委員会が異議の対象となるすべてのデータのヒアリングを行った後、最終的な決定を下す。
国内統括団体にドッグダンス委員会がない場合、その国内統括団体が承認すれば、国内統括団体以外のドッグダンス団体がFCIチャンピオンシップに参加することが許される。
FCIチャンピオンシップへのエントリーは、FCIの各国国内統括団体が提出しなければならない。主催者は、各国国内統括団体のエントリー期限を通知しなければならない。期限を過ぎた後もまだ空きがある場合、主催者は、国内統括団体以外の「犬とハンドラー」のペアを受け入れることができる。この無所属のペアの成績は、代表チームの最終成績決定の際には考慮されない。
「チーム戦」にエントリーする代表チームは、最低3、最高4の犬とハンドラーのペアで構成されなければならない。代表チームの成績は、「犬とハンドラーのペア」上位3ペアの得点の合計で決定する。この段階で、2(代表)チームが同点の場合、4番目のメンバーの特典が考慮され、チーム戦の順位が決定する。この段階でもなお同点の場合、同点の場合の対応(12ページ)が適用される。
各科目のFCIワールド/セクション・チャンピオンシップの前回優勝者が自国の代表チームに入っていない場合、その者は国内統括団体によって処分を受けていない限り、自身の犬とともに「個人戦」に参加することが許される。その者の得点は、自国代表チームの得点には含まれず、「個人戦」のみに有効である。自国代表チームの一員として選考された場合は、その限りでない。


1.3.3 健康
伝染病、感染症にかかっている犬、鉤虫、疥癬、その他害虫がいる犬は、FCI国際ドッグダンス競技会に参加することはできない。

1.3.4 アンチドーピングおよびワクチン接種の規則
所属国および競技会開催国の規則に従い、国内予防接種規則およびアンチドーピング規則を遵守しなければならない。これらは競技会開催国のウェブサイトに掲載されるべきである。

1.3.5 攻撃性
攻撃的な犬は競技施設に入ることができない。競技中(自身の演技前、演技中、または演技後)のいかなるときも、犬が人や他の犬を噛んだり、噛もうとしたり、攻撃したり、攻撃しようとした場合、審査員長は犬を失格にする。事件はその犬のワーキングブック(所属国で提供されている場合)に記載され、演技がすでに完了していてもすべてのポイントを失う。複数日にわたって行われるイベントの場合、失格はその日以外にも該当し、そのため犬は競技できない。
事件は最終成績に記録され、犬が所属する国内統括団体と開催国の国内統括団体に報告書が送付されなければならない。以上の措置に加え、国内規則が遵守されなければならない。

1.3.6 手荒な扱い
競技中(自身の演技前、演技中、または演技後)のいかなるときも、犬に罰を与えることを禁じる。体罰はもちろん、犬に攻撃的な態度で叫ぶことも同様に禁じる。審査員は、ハンドラーが口頭または物理的に犬を虐待しているかどうか判断する。これがルーチン中に発生した場合、審査員は演技を中止することができる。自身の犬を虐待したハンドラーは失格とすべきである。犬に対する虐待の疑いがある場合は、ヘッドスチュワードに報告されるべきであり、ヘッドスチュワードは状況を審査員に知らせる。
【DDC加筆】→ヘッドスチュワートではなく、審査員に報告される。

1.3.7 発情中および妊娠中の雌犬
発情中の雌犬は、FCI国際競技会およびワールド/セクション・チャンピオンシップで競技することが許されるが、競技会の最後に競技する。それらは、他のすべての犬がルーチンを完了するまで、競技施設およびその周辺から離れたところに置かれなければならない。雌犬が発情中である場合、できるだけ速やかに、最低でも朝のブリーフィングまでに、主催者に通知されなければならない。
→【DDC加筆】発情中の犬は、会場規定で入場制限される場合がある。
入場可能な場合は、全クラスの犬が競技終了した後に、演技することができる。

妊娠した雌犬は、FCI国際競技会およびワールド/セクション・チャンピオンシップで競技することはできない。
→【DDC加筆】妊娠犬の競技参加を禁じる。

競技日の前75日以内に出産した犬も除外されなければならない。
不明確な場合、ハンドラーは獣医による証明書を提出するよう求められることがある。
各国国内統括団体は、雌犬の参加資格についてさらに制限を設けることができる。

1.3.8 外観の変化
断尾または断耳された犬、または美容上の理由で外観が変化した犬は、犬の所属国および競技会開催国の法規に則っている場合のみ認められる。犬の外観の変化による規制は、国内規則に明記され、その国のウェブサイトに記載されるべきである。
→【DDC加筆】現状、日本国内で犬の容姿による参加制限がないが、日本の犬が海外に競技で出向いた場合、その国の規定に準じなければならない)。

1.3.9 去勢または避妊犬
去勢または避妊された犬は競技することができる。

1.3.10 犬の検査
必要に応じて、審査員長は、競技会開始前にリングの外で犬を確認するべきである。必要とみなされた場合、審査員長は、追加的に獣医師の診察を要求することができる。国の規程により、すべての犬が獣医による検査を必要とする場合がある。犬の健康が競技することによって危険にさらされる可能性があると判断された場合、審査員長は、犬の参加を認めるべきではない。

1.3.11 FCI審査員
すべてのFCI国際競技会およびチャンピオンシップには、3名もしくは5名の審査員による委員会が構成され、そのうち1名が審査員長に任命される。審査員長は審査員チームの議長として機能する。
競技中にこの規程で扱われていない事件が発生した場合、審査員長は進行方法や事件をどのよう判断するかを決定する。審査員長は、決定を下す前に、審査委員会と協議することができる。審査員の決定は最終的なものであり、競技者は審査員の決定に異議を唱えないものとする。
FCI国際ドッグダンス競技会の審査員は、ドッグダンスを審査するために十分な訓練を受け、自国の国内統括団体からライセンスを受けていなければならない。
FCI国際ドッグダンス競技会では、審査員は、最低2年もしくは15回の審査経験が必要であり、FCIワールド/セクション・チャンピオンシップでは、最低3年の審査経験が必要である。
各国国内統括団体はこれらの要件を満たす審査員リストを作成する。FCI国際競技会を主催するクラブは、審査員所属国の国内統括団体のリストから、各審査員の資格を確認するべきである。国際審査員は、特に別段の定めがない限り、FCI公式4言語で通信することができるべきである。この情報は、審査員が所属する国内統括団体を通じて入手可能でなければならない。
偏重の可能性による資格停止: 国内規則は、偏重の可能性による資格停止について定める。
FCI国際競技会およびチャンピオンシップでは、FCIの資格停止の規定に従わなければならない。
FCI国際競技会およびチャンピオンシップの審査員は、可能であれば、少なくとも1年前に主催国によって審査するよう招聘されるべきである。

1.3.12 スチュワード
競技会にはチーフスチュワードが任命されなければならない。チーフスチュワードは、競技会を開催するためのすべての要求事項(リング、審査票等)に対して責任を負う。

1.4 保険
FCIは、このドッグダンス規程の適用によって生じたいかなる損害についても責任を負わない。
競技会主催者は、保険契約をすることによって、または他の手段を通じて、競技会における不測の事態に備えなければならない。
ハンドラーは、スポーツ傷害をカバーする有効な保険に加入していなければならない。ハンドラーおよび/または犬の所有者は、自身および自身の犬に起因する損害について責任を負う。


1.5 ハンドラーの義務
ハンドラーの義務は、競技施設に入場したときに始まり、表彰式の後、会場を離れるときに終わる。
すべてのハンドラーは、規定、規則、およびチーフスチュワードの指示に従わなければならない。
ハンドラーには、最高の行動および適切な服装が期待される。
ハンドラーが規則に従わなかったり、不適切な行動を取ったりした場合、失格となることがある。
競技リングの設置中または設置後は、ハンドラーは、権限を有する者(チーフスチュワードまたは審査員長)の許可がない限り、自国の指定されたトレーニング時間を除いて、犬を伴って競技リングに入ることは許されない。
→【DDC加筆】スチュワードという設定は採用しないので、すべての最終判断は審査委員長に委ねられる。

1.6 犬の装飾品と小道具
犬がリング内で首輪を着けずに演技することは非常に歓迎される。リング内では1つの首輪のみ許される。首輪には装飾を施すことができるが、犬の肩を超えるべきではない。
必要に応じて、ハーネス、コート、マズル等をリング外で装着することができるが、マズルを使用する場合、犬が自由に飲んだり呼吸したりできるものでなければならない。
スパイクまたは電気カラーおよび他の同様の抑圧装置または手段は禁止する。この制限は、競技会の開始から終了まで有効である。
犬の視界を確保するため、長毛犬(頭部)にゴム製のヘアバンドを使用することは許される。ヘアバンドは、主に犬の可視性を改善することを目的とし、装飾とみなされるべきではない。
グリッターやヘアカラーで犬を装飾することは禁じる。
犬に服を着せることは禁じる。
→【DDC加筆】DDCの競技会部門以外のジョイフル部門やプレジャー部門では犬の服の着用を許可する。
犬の視界を遮るような前の毛などをラッピング・ペーパーやゴムで止めることは可能。
過度な装飾となるヘア・アクセサリーは禁止。

ハンドラーが自身の小道具を設置したり撤去したりしない場合、ハンドラーは、リング内に小道具を設置および/または撤去する助手を帯同する責任を負う。
アリーナに提示されたすべての小道具はルーチンの演技に不可欠でなければならず、犬によって使用されなければならない。ルーチンの主な焦点は、常に犬に向けられていなければならず、小道具やハンドラーの衣装によって犬の影を薄くするべきではない。
→【DDC加筆】下線部はDDC側で追加。

2. 現場の準備と設備
2.1 競技リングのサイズ
ワールド/セクション・チャンピオンシップ競技会は常に屋内で開催されるべきである。
国際競技会は、主催国が認める場合、屋外で開催することができる。
リングの大きさは20m×20mで、印が付けられる。これは、しっかりした「板」または、ロープ、テープ等、何らかの境界でも良い。リングの大きさと配置は、競技会全体を通して一定でなければならない。
演目は、障害物のない場所で演じられなければならない。また、競技リングは、障害者や移動に制限のあるハンドラーにもアクセス可能でなければならない。
→【DDC加筆】
リンクの大きさに関しては、ワイドサイズ→17.5M×23M、レギュラーサイズ→9M×18M以上を基準とする。
会場によっては、ワイド・レギュラーのどちらかひとつリンク設営であったり、リンクサイズが上記以下、もしくは上記以上になることもある。イベント募集告知の段階で、競技会場のサイズは発表する。

3. 一般規定、失格、審査票

3.1 ハンドラーの一般規定
参加者は、常に、審査員、助手および他の参加者に対して礼儀正しくなければならない。競技会前、競技会中、競技会後の不適切な言動は、失格および/または会場への出入り禁止の対象となりうる。
ハンドラーは、審査員長の許可後、リングに入ることができる。

3.1.1 音楽
音楽の長さは4分を超えてはならない。最大時間を超えた場合、減点される。超過時間が15秒を超えると、音楽は停止され、競技者は失格となる。
ルーチン中に音楽が停止した場合、競技者はルーチンを最後まで演じる機会を与えられなければならない。不具合の原因が、主催者側が使用している音楽である場合、ハンドラーのバックアップを使用することができる。審査員は、音楽が止まった時点から採点を続ける。
ルーチン中に音楽が停止した場合、ハンドラーは、ルーチンを最後まで演じず、音楽停止前に演じた部分のみで審査されることを選択することができる。
技術的な問題の解決に時間がかかりすぎる場合、審査員は、ハンドラーをリングから退出させ、後で改めて入場するように決定することができる。この場合、審査員は競技者に進行方法を通知する。
音楽が開始されないという問題が発生した場合も、審査員は、ペアを退出させることができる。
ハンドラーは、いつ音楽を開始して良いか、明確に示す。
ルーチンは、音楽が始まると開始し、音楽が終わると終了する。犬とハンドラーのどちらも、ルーチンの最初から最後までリング内にいなければならない。
FCI国際競技会およびFCIワールド/セクション・チャンピオンシップのルーチンは、4分を超えてはならない。

3.1.2 小道具の準備と撤去
小道具/装飾品の準備および撤去は、合計3分(2×1.5分)以内に行わなければならない。
この時間を超えた場合、失格の対象となりうる。時間は、リングスチュワードによって管理され、遅延は審査員に通知される。
→【DDC加筆】時間計測は、スタッフによって行われる。

3.1.3 引き綱
リング内の引き綱の使用は認められない。
可能であれば、主催者は、次に演技する犬が単独で準備することができる別の待機場を提供すべきである。
引き綱は、リングに入る前にリングスチュワードに渡される。
→【DDC加筆】リングに入る前にスタッフに引き綱(リード)を渡す、もしくは、リング前に設置された指定箇所に置くこと。

3.1.4 指示
指示は、声符、ジェスチャーおよび/または体符で与えることができる。犬は常にハンドラーに反応するべきである。犬とハンドラーの調和したチームワークがルーチンを通して維持されている限り、サインの量は重要ではない。

3.2 失格
以下の項目に該当する場合、失格の対象となる:

・申請と異なるハンドラーまたは犬が参加している

・不正

・ドーピング規定を遵守していない

・リング内にフードを持ち込む
→【DDC加筆】フード、おもちゃ、訓練用具、演技に不必要と思われる道具(小道具)をもちこむことはできない。

・犬が制御不能でリングを離れる。犬が作業継続中に誤ってリング外に出た場合、減点される。
→【DDC加筆】犬の意思で逃走と思われるリング外脱走は失格とする。

・犬がリング内で排尿したり排便したりした場合。

・ハンドラーが明らかにルーチンをトレーニングラウンドに変えた場合(音楽は最後まで継続する)

・手荒な扱いは、いかなる形態(口頭もしくは物理的)も容認されない。

・犬が会場やショーのグランドで別の犬や人を攻撃した場合。

・リング内で競技中に引き綱を着けている。
→【DDC加筆】リングに入場して退場するまで、首輪を持ったり、犬を抱っこしたりなど、ノーリードで自由に犬が動けない状態を認めない。

・ダブルハンドリング - リング外からの補助

・犬をコントロールするために接触する。ハンドラーが自ら犬に触ることは許されない。犬から行うべきである。
→【DDC加筆】リングを入った瞬間から採用される。例:犬を抱き上げる、もしくは首輪を抑えながら入場も失格となる。

ハンドラーの体(手や足など)を使って犬の位置を修正したり、制限することも禁止される。

3.3 採点
これらの規定はFCI国際ドッグダンス競技会およびFCIワールド/セクション・チャンピオンシップに適用されなければならない。
→【DDC加筆】審査票に記載される重要な審査観点は下記になる。↓



3.3.1 表現
【表現 9点満点】
・協力
・流れ
・応答性
・コマンド/指示
・当日の表現→【DDC加筆】出来栄え
動作の正しい履行
※このセクションの減点の対象: 過度の吠え

3.3.2 内容
【内容 9点満点】
・犬への焦点
・ルーチンの構成
・リングの使用域のバランス
リングの広範囲の使用(犬のサイズによる)
・ルーチンを興味深くし、しかも詰め込み過ぎない、動作量のバランス
・動作の多様性
・個々の動作の難易度
・動作間の移行/つなぎ - ばらばらな動作の連続でない
※このセクションの減点の対象: フリースタイルの動作またはヒールワークの正しい量、音楽が長すぎる、犬に衣装を着せる、小道具をほとんど使用しない、および/または使用しない小道具がある。

3.3.3 芸術的解釈
【芸術的解釈 9点満点】
・構想の可視化
・音楽が犬のペースと動作パターンに合っているか
・区切り/切替わり(音楽の表記)
・適切なハンドラーの動作。ハンドラーの動作は犬のパフォーマンスを高めるべきである。
ルーチンは音楽の感情を反映しているか
音楽の適切な使用
※このセクションの減点の対象: テーマに関連性のない小道具、ファミリー・オーディエンスに適さないルーチン。

3.3.4 動物福祉
【動物福祉 3点満点】
・ルーチンは、犬の質(犬種、性格、身体能力、精神能力等)を強調しているか
・犬の健康と安全
・パートナーシップ
このセクションの減点の対象: 不適切な扱い、配慮に欠ける小道具の使用。




3.3.5 「個人」戦における同点
2頭の犬が同点で1席(合計点が同じ)場合、再演技を行うべきである。
2頭以上の犬が1席以外で同点の場合、「動物福祉」の得点が最も高かった犬が優先される。それでもまだ同点の場合は、席次を分ける。
→【DDC加筆】再演技ができない場合、審査員長が決定する。

3.3.6 「団体」戦における同点
ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)
「HTM」競技で2チームが同点を獲得した場合、「動物福祉」の得点が最も高いチームが優先される。それでもまだ同点の場合、「内容」の得点が最も高いチームが優先される。それでもまだ同点の場合、「表現」の得点が最も高いチームが優先される。それでもまだ同点の場合、「芸術的解釈」の得点が最も高いチームが優先される。

フリースタイル
「フリースタイル」競技で2チームが同点を獲得した場合、「動物福祉」の得点が最も高いチームが優先される。それでもまだ同点の場合、「表現」の得点が最も高いチームが優先される。それでもまだ同点の場合、「内容」の得点が最も高いチームが優先される。それでもまだ同点の場合、「芸術的解釈」の得点が最も高いチームが優先される。


4. ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)とフリースタイル
4.1 ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)
「ヒールワーク・トゥー・ミュージック」(HTM)のルーチンには、最低75%のHTMの動作と、最高25%のフリースタイルの動作が組み込まれる。ルーチンを通して、犬がハンドラーから2メートル以上離れることは許されない。
→【DDC加筆】下線部

4.1.1 「理想的な」ヒールワーク・ポジションの定義
理想的なHTMポジションの犬とハンドラーの距離は、一定であり、15cm以下である。
→【DDC加筆】下線部
犬とハンドラーのいずれもお互いの動作を制限するべきではない。犬は常にハンドラーのペースと方向に適応しなければならない。犬は、すべてのポジションで平行を維持し、横への動きでない限り、1つの軌道上のみを移動することが要求される。
犬とハンドラーの距離が50cmを超えた場合、フリースタイルとみなされる。
→【DDC加筆】下線部
遅れたり、先行したりする犬は望ましくない。距離はハンドラーと犬の最も近い部分が測定される。犬は4本の足すべてで歩かなければならない。犬はハンドラーの両側を歩くにあたって、同じように安定していなければならない。犬は自然体で動くべきである。

4.1.2 技術的難易度
ルーチンの難易度は、ポジションの数だけではない;それはまた、動きの方向およびペースの変化も関係する。ポジションの変更は、犬が自立してポジションを見つける能力を示す。

4.1.3 ヒールワーク・トゥー・ミュージック(HTM)のポジション
ハンドラーは、以下のリストから自身のポジションを選択する:
★1: 犬の右肩が、ハンドラーの左脚(左側)の隣に、平行に位置している
HTM1

★2: 犬がハンドラーの前に、犬の右側がハンドラーの前に来るように、横向きに立っている。犬の右肩は、ハンドラーの右脚に位置している。犬の右肩は、ハンドラーの右脚の内側、外側のどちらに位置していても良い。
【DDC加筆→イラストの番号は説明の番号と一致していないが、内容は合致】
HTM2番目

★3: 犬の右肩が、ハンドラーの右脚に平行に位置している。犬はハンドラーの方を向いている(逆向き右側)。
HTM3.jpg

★4: 犬がハンドラーの後ろに、犬の右肩がハンドラーの左脚に来るように立っている。
【DDC加筆→イラストの番号は説明の番号と一致していないが、内容は合致】
HTM4.jpg

★5: 犬の左肩が、ハンドラーの右脚(右側)の隣に、平行に位置している。
【DDC加筆→イラストの番号は説明の番号と一致していないが、内容は合致】
HTM5番目

★6: 犬がハンドラーの前に、犬の左側がハンドラーの前に来るように、横向きに立っている。犬の左肩は、ハンドラーの左脚に位置している。犬の左肩は、ハンドラーの左脚の内側、外側のどちらに位置していても良い。
HTM6.jpg

★7: 犬の左肩が、ハンドラーの左脚に平行に位置している。犬はハンドラーの方を向いている(逆向き左側)。
【DDC加筆→イラストの番号は説明の番号と一致していないが、内容は合致】
HTM7.jpg

★8: 犬がハンドラーの後ろに、犬の左肩がハンドラーの右脚に来るように立っている。
HTM8

★9: 犬が、ハンドラーの脚の間に位置し、ハンドラーと同じ方向を向いている。犬の肩は、ハンドラーの脚の位置にある
HTM9

★10: 犬が、ハンドラーの脚の間に位置し、ハンドラーと反対の方向を向いている。犬の肩は、ハンドラーの脚の位置にある。
HTM10.jpg


4.2 フリースタイル
「フリースタイル」のルーチンには、最低75%のFSの動作と、最高25%のHTMの動作が組み込まれる。動作が犬の健康を危険にさらさない限り、すべての動作が許される。
→【DDC加筆】下線部

4.2.1 技術的難易度
「理想的な」フリースタイルは、幅広い種類の異なる動作で構成される。動作は、音楽の変化に従って、流れよくルーチンに組み込まれるべきである。

規程は英語で書かれた。不確実な場合は、英語の原文が他の翻訳より優先される。
この規程は、2017年4月、パリにおいて開催されたFCI執行委員会で承認された。
これは、2017年6月20日から発行する。

◎プレジャー部門

プレジャー部門は、人と犬とが、ドッグダンスを楽しみながら、絆を深めることを目的とする。
クラスの体高別区分は設けない。
採点はないが、入賞基準は、前出のFCIルールに準じる。

プレジャー部門の演技時間(1曲)→~4分まで

使用リンクサイズ→4M×6M以上(演技で使用する面積の規定はない)。

全競技者の演技終了後、審査員が、口頭で出場順1ペアづつ、コメントを発表。
※リード付・リードなしは問わない。

★犬の衣装は、犬の動きを束縛したり、危険がない限り、すべて可能。
・ステッキなどの小物使用、リンク内にコーンや、壁などの設営も可能(ただし1分以内に設営・撤収が条件)。
・演技途中のオヤツやオモチャの携帯、付与も可能.。

★競技会部門と同じ基準をもとに、審査員が入賞者3~5名を選出し、表彰する。順位づけはない。
その中から、一名、犬との関係性の深さなどを基準にした絆賞を選ぶ。
入賞者は、グランド・コンペティションが開催された場合、プレジャー部門・決定戦への出場権を獲得する。

注・同一のハンドラーと犬による、同一の曲もしくは同一の振付で、ジョイフル部門・競技会部門に参加することはできない。

《プレジャー部門の注意事項》
★使用するおやつは、床にボロボロこぼれないものにする

◎ジョイフル部門

ジョイフル部門は、これからドッグダンスを楽しみたい初心者向けの部門。人と犬とが、絆を深めながらドッグダンスを楽しむことを目的とする。
クラスの体高別区分は設けない。
審査員が、技術の高低でなく、ハンドラーと犬との関係性を基準に、入賞者(フレッシャー賞)を選出し、表彰する。順位づけはない。
・前出のFCIルールに準じて、入賞者を選ぶ。
グランド・コンペティションの決定戦はない。

ジョイフル部門の演技時間(1曲)→~4分まで

使用リンクサイズ→4M×6M以上(演技で使用する面積の規定はない)。

審査員による採点・アドバイスはない(入賞理由の発表コメントは除く)。
※リード付・リードなしは問わない。

★犬の衣装は、犬の動きを束縛したり、危険がない限り、すべて可能。
・ステッキなどの小物使用は可能。ただしリンク内に壁などの大道具の設営は不可。

第3章 テクニカル部門とわん芸部門

★★以下の部門、テクニカル部門とわん芸部門、規定コース部門はFCIルールに準じない。★★
◎テクニカル部門

テクニカル部門は、ドッグダンスの技術完成度を競うことを目的とする。
人の衣装は審査の対象外なので、ハンドラーは動きやすい服装で参加する。
音楽も使用しない。
人の手足・体などによる誘導は減点対象となる。
審査員による審査票(点数つき)を終了後、配布する。

クラスの体高別区分は設けない。
すべての演技は紐なし(リードなし)で行われる。

テクニカル部門Ⅰ(計5項目)→左脚側、右脚側の歩行を、カタカナの「コ」の字型(全長30M)を往路は常歩、復路は速歩で行う。ほかムーブ3項目(自由選択)を審査員の指示で行う。

テクニカル部門Ⅱ(計10項目)→左脚側、右脚側以外の2種類のポジション(※ポジションについては下記参照)での歩行を、カタカナの「コ」の字型(全長30M)を往路は常歩、復路は速歩で行う。ほかムーブ8項目(ただしすでにテクニカル部門Ⅰで使用したムーブは使用不可)を、審査員の指示で行う。

テクニカル部門Ⅰの合格者がテクニカル部門Ⅱに受験可能(同日日・受験不可)。

※それぞれのムーブ(自由選択)は、試験事前に申込書に記載し内容を申告。
オリジナル・ムーブなど、内容がわかりにくい場合、試験前に、審査員が動作を確認してから行うことがある。

《ポジション~人と犬の位置関係の規定》
下記は、おもに使用する16ポジションである(参考)。
これ以外のポジションを使うことも可能(人に対して、犬が北東、北西、南西、南東など斜め方向を向いていることなど)。
● 犬は「↑」などの矢印で表す。人は「△」で表す。
 ※人と犬との位置は、ぴたりと寄りそう位置ほど、高評価となる。
1 ↑△(左脚側)
2 △↑(右脚側)
3 ↓△(左脚側位置で、人と犬が180度逆を向いている)
4 △↓(右脚側位置で、人と犬が180度逆を向いている)
5 →
  △(人の前で、犬が3時の方向を向いている)
6 ←
  △(人の前で、犬が9時の方向を向いている)
7 △
  →(人の後ろで、犬が3時の方向を向いている)
8 △
  ←(人の後ろで、犬が9時の方向を向いている)
9 ↑
  △(人の正面で、犬が12時の方向を向いている)
10 ↓
  △(人の正面で、犬が6時の方向を向いている)
11 △
  ↑(人の背面で、犬が12時の方向を向いている)
12 △
  ↓(人の背面で、犬が6時の方向を向いている)
13 ←△(人の左横で、犬が9時の方向を向いている)
14 →△(人の左横で、犬が3時の方向を向いている)
15 △←(人の右横で、犬が9時の方向を向いている)
16 △→(人の右横で、犬が3時の方向を向いている)


評価は、80%以上を合格とし、それ未満を不合格とする。
テクニカル部門Ⅰは50点満点、テクニカル部門Ⅱは100点満点で審査される(各1項目は10点換算)。

《選択項目の動作回数・維持時間の基準》
●ハンドラーの近くで犬が動くムーブ(同一動作の場合最低3回以上、お手・おかわりなど、対のものはセットで行う)
●犬がポーズして静止するムーブ→10秒静止
●ハンドラーから離れて犬が動くムーブ→犬とハンドラーの距離は10メートル以上離れた状態があること
(ただし、股くぐりと、犬がバックは5M以上)

《コマンドの制限》
「1動作、1声符」が原則だが、『やめ』『OK』など動作の解除を伝えるコマンドを使うことは可能。
例・コマンド『おまわり』とハンドラーが指示し、『やめ』と言うまで、犬がまわり続ける。

「ムーブの例」
・おまわり(ハンドラーが静止状態または歩行状態、ともに3回転)
・お手とおかわり(セットで行う。ハンドラーの手にタッチと、ハンドラーの足にタッチは別項目として認められる)
・ハンドラーのまわりを犬が回る(時計方向・逆方向とも、3回転)
・ちんちん(10秒以上静止)
・くわえて歩く(10M以上物をくわえて歩く、ハンドラーは静止)
・ローリング/犬のでんぐり返し(同一方向に3回転)
・吠えろ(合計3回)
・バック(ハンドラーと犬が対面/または脚側位置で犬のみ5M以上後ろ向きに動く)
・抱っこ(犬が人へ飛び乗り、10秒以上静止)
・股くぐり歩き(5M以上)
・おんぶ(10秒以上静止)
・8の字(8の字旋回を、3回)
・棒とび(往復行う。高さは跳躍していることが観客にわかる高さ)
・腕とび(往復行う。高さは跳躍していることが観客にわかる高さ)
・脚とび(往復行う。高さは跳躍していることが観客にわかる高さ)
ほか。

※(ポジションが相違している場合、違うムーブとみなされる
例/犬とハンドラーが対面して、犬がおまわり3回
ハンドラーの真後ろで、犬がおまわり3回。

審査は、減点方法である。

上記基準をもとに、上位3名を入賞とし、表彰する。
各クラスの上位3名は、グランド・コンペティションが開催された場合、テクニカル部門の決定大会での出場権を獲得する。

《テクニカル部門の禁止事項・失格事項》

・犬への暴力行為は禁止する。
・脱走行為は失格となるが、最後まで演技は可能(失格の場合は点数はゼロ)。
・犬の衣装は、首輪や毛髪を束ねるためのゴム以外は不可。
・ステッキなどの小物使用、物品などの設営は、ムーブを行ううえで必要と認められたときのみ可能。
・オヤツやオモチャの携帯、付与は不可。


◎わん芸部門 ※2015.2.14創設


わん芸部門は、トリック(芸)の「独創性」「技術」「好感度」を競うことを目的とする。
犬に危険な行為がなければ、トリックの内容の制限はない。
モチベーション(おやつ・おもちゃ)を携行することは可能。
クラスの体高別区分は設けない。
グランド・コンペティションの決定戦はない。

わん芸部門の演技時間は、30秒~4分。
使用リンクサイズ→4M×6M以上(演技で使用する面積の規定はない)。

審査員による採点・アドバイスはない(入賞理由の発表コメントは除く)。
上記基準をもとに、上位3名を選出・入賞とし、表彰する。
※リード付・リードなしは問わない。

★犬の衣装は、犬の動きを束縛したり、危険がない限り、すべて可能。
・ステッキなどの小物使用は可能。

◎規定コース部門 ※2015.2.14創設
初心者は自分のルーティーン作成の構成力アップ、
中・上級者は、犬が即時ハンドラーの指示を遂行できる実行力を養うことを目的とする。
アジリティー競技のように、あらかじめ決められたコースを、床に置かれたドッグダンスの基本動作の指示に従い、いかに正確にクリアーしていくかを競う。
モチベーション(おやつ・おもちゃ)を携行することは可能。
コースに合ったリズムの曲を選ぶことも、加点のポイントとなる。
競技前に検分時間を設け、犬なしの状態でコースを確認ができる。
競技会前・1か月前にコースを発表し、各自自由に曲を選曲し、当日発表する。
途中、『選択項目』の指示がある箇所は、ハンドラーが自由に動作を選択できる。
人の振り付けは自由。

◎わん芸部門

わん芸部門は、トリック(芸)の「独創性」「技術」「好感度」を競う。
犬に危険な行為がなければ、トリックの内容の制限はない。
モチベーション(おやつ・おもちゃ)を携行することは可能。
クラスの体高別区分は設けない。
グランド・コンペティションの決定戦はない。

わん芸部門の演技時間は、30秒~4分。
使用リンクサイズ→4M×6M以上(演技で使用する面積の規定はない)。

審査員による採点・アドバイスはない(入賞理由の発表コメントは除く)。
上記基準をもとに、上位3名を選出・入賞とし、表彰する。
※リード付・リードなしは問わない。

★犬の衣装は、犬の動きを束縛したり、危険がない限り、すべて可能。
・ステッキなどの小物使用は可能

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プロフィール

犬と踊ろう!

Author:犬と踊ろう!
代表/清國千景(キヨクニチカゲ)はトイプードルとドッグダンスを楽しんでいます。
ドッグダンスのレッスンを田園調布(屋内)と府中で行っています。
http://dogdancecollabo.wix.com/dogdancecollabo
お問い合わせ先/
dogdancecollabo@yahoo.co.jp
携帯/080-5015-0711

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